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by harapeko-angel
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☆心に残る本! 窓ぎわのトットちゃん☆

「ママが小さい頃に読んで好きだった本は?」と小さなサポーターちゃんに聞かれて答えたのが....
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『窓ぎわのトットちゃん』
言わずと知れた黒柳徹子さんによる自伝的エッセイ。1981年に発売され、750万部を超える大ベストセラーとなり、今もこの偉大なる記録は破られていないのだとか。



直木賞や芥川賞など名だたる賞を受賞していなくとも、ずっと人の心の奥深くに残る本がある。小学6年生のときに読んだこの本は今も心に残っている。かつて自由が丘に実在したトモエ学園に通うトットちゃんの物語。電車を使った教室やリトミックを取り入れた教育方法など当時としてはかなりハイカラな学校は優秀な人材を輩出した。トットちゃんや友達たちが巻き起こす日々の小さな出来事や取り巻く大人たちの愛情が散りばめられている物語。



一番印象に残っているのは「もどしとけよ」というお話。
学校のポットントイレにお財布を落としたトットちゃん。自ら、汲み取り口からヒシャクを使って汚物をせっせと汲み上げて一回ごと、汚物の中に財布が混じっていないか探していた。そこに通りかかった校長先生は....「なにしてんだい?」とトットちゃんに尋ねる。「お財布、落としたの。」と答えると「そうかい」と言ってその場を立ち去る校長先生。
しばらくするとまた通りかかった校長先生は「あったかい?」とトットちゃんに尋ねた。トットちゃんの隣には渦高く積まれた汚物が....「ない。」と答えたトットちゃんに校長先生は....「終わったらみんな戻しとけよ。」と言ってまたどこかへ行ってしまった。



結局、お財布は出てこないんだけど、叱るでもなく、反対するでもなく、手伝うわけでもなく、信じて任せる。。。この校長先生の姿勢にグッとくる。子供心にこのお話が好きで覚えていた。
大人になってまた違う立場で読むと今さらながら感動もひとしお。


小さい頃から本が大好き。いい本との出会いは豊かな感性を育てると思っている。
春休み、小さなサポーターと図書館に通いながら、心に残る本と出会って、人生の糧にしてほしいと願うharapekoです。
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by harapeko-angel | 2010-04-04 23:06 | BOOK